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2026.10.03 / BUSINESS / DAIMARU MATSUZAKAYA

百貨店がホラーを外販。迷界デパートは、新しい収益源になるか

大丸東京で約6,000人が体験したXRホラーが、東京・福岡・静岡へ。小売の外に価値を作る挑戦を読む。

FACTS / 事実

大丸松坂屋百貨店は、闇、日本XRセンターと共同開発したXRホラー「迷界デパート」を外部施設へ展開する。大丸東京店では7月16日〜8月11日に開催し、会社発表によると約6,000人が体験した。

9月5日から日本XRセンターの中野ブロードウェイ店と福岡店で提供を開始。10月3日〜11月30日は松坂屋静岡店の期間限定ゾーン「XR GATE」で実施する。静岡ではホラーに加え、深海と宇宙をテーマとする計3つのXR体験を揃える。

BACKGROUND / 背景・数字

ヘッドセットを着けて実際の空間を歩く方式で、百貨店の夜間警備員として異世界を探索する。大掛かりな造作を必要とせず、催事場や空きスペースに導入できる点を提供元は特徴に挙げる。

大丸松坂屋は商業施設、レジャー施設、観光施設などへの外部展開を掲げる。商品の販売に加え、コンテンツそのものを収益機会に変える構想だ。約6,000人という体験者数は公表されているが、利益や投資回収の実績は同発表にはない。

SOURCES / 出典・元記事

大丸松坂屋百貨店公式発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003903.000025003.html

EDITOR’S VIEW / 竹内 真

まず、ナイスチャレンジだと思います。百貨店にはこれからもいろいろな挑戦をしてほしいです。

ただ、百貨店はもともと小売で、制作機能が豊富な会社とは違います。「売るのが強い人が作ったら、本当に面白いのか」という疑問はあります。今回のように専門会社と組むことも含め、売る力と作る力をどうつなげていくのかに注目しています。

写真は記事テーマのイメージであり、紹介施設・商品・サービスの実物ではありません。