UCHINO、売上118億円でも営業赤字。事業承継でどう再生するか

W&Dが内野の事業を引き継ぐ新会社を子会社化へ。老舗の規模と収益を分けて見る。
FACTS / 事実
ワールドと日本政策投資銀行(DBJ)の共同出資会社W&Dインベストメントデザインが、内野の事業を承継する新会社を完全子会社化する予定だ。DBJの2026年10月5日発表では、地域経済活性化支援機構の再生支援決定を受け、事業と承継対象の金融債務を吸収分割で引き継ぐとしている。
WWDJAPANによると、効力発生日は2026年12月1日を予定する。内野は約90年にわたり、タオルやホームウェアを手掛けてきた。
BACKGROUND / 背景・数字
WWDJAPANが報じた2026年8月期速報は売上高約118億円、営業損失約5億円。繊研新聞が示した2025年8月期の売上高118億1800万円とは対象年度が異なるため、混同しない。
報道では百貨店市場の縮小、原価高騰、円安が経営の重荷となった。ワールドの企画、生産、販売、デジタル、物流などの基盤を使い、BtoBの拡大や事業の立て直しを進める方針。事業承継の決定と、再生が成功することは別であり、成果は今後の確認が必要だ。
SOURCES / 出典・元記事
日本政策投資銀行/2026年10月5日
https://www.dbj.jp/news/20261005_7273.html
WWDJAPAN/2026年10月5日
https://www.wwdjapan.com/articles/2518037
繊研新聞/2026年10月5日
https://senken.co.jp/posts/wdidesign-261005
今朝の会話では、まず赤字かどうかを確認しました。売上が118億円あっても営業赤字なら、規模だけで判断できません。
「その規模があるのに赤字で、どう再生するか」という切り口で見たいと思います。
写真は記事テーマのイメージで、紹介ブランドや商品の実物を示すものではありません。